混声合唱団 クール・シェンヌ

合唱団紹介

 1983年、主宰・音楽監督である上西一郎の呼び掛けにより、奈良県立橿原高校合唱部の卒業生で結成されOB合唱団として活動を開始した。91年、OB合唱団から一般の合唱団にすべく、名前も現在の「クール・シェンヌ」に改称。フランス語でクールは「合唱」、シェンヌは「橿(かし)の木」を意味する。

 結成から25年以上経つ今では、卒業生以外のメンバーも多数加わり、大学生から社会人・主婦までと様々。奈良県橿原市を拠点に活動しているが、県内に限らず県外からも合唱好きな団員が集まっている。

 演奏曲はルネサンスから近現代まで幅広く扱うが、近年はドイツロマン派に傾注しつつ、邦人作品にも意欲的に取り組んでいる。上質で明るく暖かい響きを大切にしながら優美なメロディラインを聞かせる。

 主な活動は、演奏会・コンクール・招待演奏など毎年10ステージ以上をこなしている。08年には初の海外遠征となる韓国済州島での国際合唱祭に招待された。09年は第14回音楽都市こおりやま全国合唱祭(福島県)に招待されたほか、軽井沢合唱フェスティバル2009へ招待参加。また、Ensemble PVDとゾリステンアンサンブルと共に島根でジョイントコンサートを開催し好評を博した。全日本合唱コンクールでは7年連続金賞と併せて北海道知事賞を受賞。

 今年2010年はこのコーラスガーデンin Sagaが初のステージとなる。今後はコーラスめっせ2010~水都・中之島合唱フェスティバルへの出演(4月)のほか、指揮者エルヴィン・オルトナー氏を迎えての講習会(5月)、第11回演奏会(6月)、全日本合唱コンクール出場(11月)などが予定されている。

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